2011年11月4日金曜日

横山さんのダイヤモンドリリー

先週の土曜日、横山園芸さんの温室に遊びに行ってきました。
夏に開催した和蘭会議に出席していただいたご縁。

横山さんは、クリスマスローズやダイヤモンドリリー(ネリネ)の育種家で、趣味の園芸なんかにも出ている有名人?
何しろ、植物のことを語らせたら止まらない人です。
ここまでのお喋りは、横山さんか、サノオーキッドさんか、どちらか・・・といった感じです。
(わかる人にはわかる例え)

ダイヤモンドリリーは、彼岸花の仲間で、白・ピンク・赤・紫などなど。。。
花弁にキラキラと光沢があり、多分そこからダイヤモンドリリーという名前になったのだと。
キラキラの色合いも種類によって異なり、パール色だったり、ガーネットのような輝きだったり、女性がうっとりするような感じです。最近は、一番下の写真のような、渋めの色も人気とか。
で、横山さんのこだわりは、ボリュームのある花に仕上げること。普通は1~2輪咲いたところで出荷するんですが、満開に近くまで咲かせてから出荷している。育種でも花弁の幅があるものを選んでいるようです。

このダイヤモンドリリーは、種から咲くまでに10年近くかかり、クローンでもあまり増殖しないので、優秀な個体を選抜したら、地道に株分けして増やしていくんだそうです。と言うことは、優秀な個体を選抜できても、出荷できるほど数が増えるまでには・・・。相当な年数ですな。
それだけに、大手は参入し難いので、価格も崩れ難いという利点もあるのだとか。

そんで、こいつがとってもエコな植物なんです。
一度ポットに植えたら3年くらいはそのままで、温度も要らないし、肥料もたまに液肥をやるくらい。
洋蘭の代表格、胡蝶蘭と比べたら・・・。


などなど、短い時間ですっかり洗脳されて帰ってきました。
さて、次はクリスマスローズの咲く頃に遊びに行こう。






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