2011年3月14日月曜日
今できることを、そしてこれからのために。
3月11日地震があった日の朝撮影した朝日です。
憎たらしいほどに美しい。。。
前日(10日)、山梨の花関係者数名と楽しいイベントを行うための会を小淵沢で開いていた。
そのまま小淵沢に宿泊し、11日を迎えたのだ。。。
この会のことは、もう少し落ち着いたときにお話したい。
今回の震災で、東北の花生産者さん、花流通関係者さんの多くといまだ連絡が取れていない。
また、北関東の花生産者さんでも被害が報告され始めている。
燃料の供給不足・停電などなど、被災しなかった花関係者も余談を許さない状況。
正直、ショッキングな映像を見て呆然とし、しばらく何も手に着かない状況であった。
俺は花なんか役に立たないもの作っていていいのか?
今すぐ被災地に駆けつけなければいけないのではないか?
あの日楽しく飲んでいた自分達は何て愚かであったのか・・・。
テレビを消して考えてみた。
そんな中、いま何ができるのか?
私、そしてあの時一緒にいたメンバーが出来ることは、花を作り届けること。
我々には、自衛隊のように救助に行くことも出来なければ、大企業のように大きな義援金を動かすことも出来ない。こういうときに花とは不謹慎と思われるかも知れない。しかし、被災地では1年後・2年後に必ず花を必要とするときが来る。そのときに我々がこの仕事を行っていなければ、誰が花を届けるのであろうか?
正直、関東の生産者からは「これを期に花の生産を止めようと考えている」「注文した苗をキャンセルしたい」と言った連絡が入り始めている。これから経済は深刻になり、ますます厳しい状況になるであろう。しかし、いま被災地で頑張っている人たちのためにも、花を作り続け、必要としてくれるときが来るまで頑張っていかなければ。
もともと、この会は花の普及とか関係の無い、作っている自分達も楽しめる「楽しい花のイベント」をやろうと言うものであった。そして、今もその気持ちは変っていない。
時間はかかるかもしれないけど、自分達の笑顔と共に、笑顔が溢れる楽しい花を届けたい。
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2 件のコメント:
花をつくりつづけてください! 切にお願いします! 生産者仲間の皆様にも、そう呼びかけてください。
スタジオAさん
ありがとうございます。
こんな時は、元気は我々が暗い顔していてもしょうがない。
皆で明るく乗り切って行きましょう!
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