今回は和蘭を栽培鉢から、観賞用の化粧鉢に植え替える方法を説明します。
花芽が付いた状態の苗です(初音)。
栽培鉢を外します。
根鉢は崩さずこのまま植え込みます。
根鉢を崩すと、根を痛めてしまうので注意。
化粧鉢を用意します。
今回は、お正月向けに焼き物の器を用意しました。
釉薬が付いた器や、磁器よりも、陶器の方が器の肌から呼吸してくれるため、栽培に適しています。
化粧鉢のまま育てることを考えると、こういった器を選ぶ方が良いでしょう。
器の鉢底にネットをつけます。
写真のようにアルミ線を使って取り付けます。
和蘭の苗を植えつけます。
写真のように、新芽が出ている場合は、新芽が出ている方に隙間が出来るように植えつけてください。
今回、表面に苔を貼り付けるため、用土は赤玉の小粒を使用します。
和蘭を育てるだけの場合は、バークの中粒で植え込みます。
隙間が出来ないように、割り箸でよく押し込んでください。
土の表面を霧吹きで湿らせてから、苔を貼り付けます。
花芽はバランスを整えるように、添え木をします。
枝などを使うと、自然な雰囲気を作ることが出来ます。
完成です。
現在、花屋さん向けに、ポットの状態の和蘭の提案を行っています。
このように簡単に加工できますので、販売店オリジナルの商品作成にトライしてください。
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