「プラントハンター」と言う本を読んだ。
花宇 5代目の西畠清順さんが放浪時代から花宇に入り、色々な植物と人と関わっていくお話。
ワクワクするような内容が満載です。
植物に携わる仕事をしていながら、こういう商売があるんだということを始めて知りました。
なんか職人の世界って感じ。
百貨店で季節外れに咲く桜。
確かに誰かが咲かせているのだろうと思っていたけど。
ビジネスとしてちゃんとあるだね。
温室の中で、鉢物を育てていても納期に四苦八苦しているのに、季節の花の開花をコントロールしてちゃんと納期に咲かせる。プロの仕事か~。
それに引き換え、うちは開花ずれっぱなし。。。
まだまだ、プロには程遠いな。
本の中で一番共感できたのは、
花が枯れる、その瞬間。
「咲く」と「枯れる」の境目に、花のエロスの究極の形があるという話し。
美しさと醜さの堺か・・・・。
錆びたものを美しく感じるんと似た感覚かな?
植物好きな人は是非読んでみ。
植物のワクワクするような楽しさを垣間見ることが出来るよ。
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