昨日は、甲府の武田神社に薪能を見に行ってきました。
演目は、能「翁」 狂言「昆布売」 能「菊慈童」
狂言師の野村満斎さんも出ていましたよ。
お能は初めて見に行ったので、何を言っているのか、どういう決まりごとがあるのか、さっぱり分らなかった。でも伝統芸能の型のある美しさを感じることができました。
次は、本でも読んで予習していけば、もっと楽しめるんじゃないかな?
お客さんも大勢。若い方から、年配の方まで。
以外に若い人も多かった。こういうの興味ある人っているんだね。
鳥の声が聞こえる中での、お能は実に気持ちが良かったな~。
見やすいようにだと思うが、薪の灯りだけでなく、しっかりと照明で照らされていたのが、ちょっと残念。昔の人が見ていたように、薪の灯りだけで見たら、舞台・衣装・能面にどんな陰影が現れたのか。幻想的な場面を想像するだけで、ゾクゾクします。きっと衣装にしても、能面にしてもそういう明かりの中で、見るために作られているのではないかと思うので、、、
つぎは、そういう場所を探していってみたい・・・・。
帰り道、参道を照らしていた、ロウソクの灯りが実に美しかった。
この明るさが、日本の美を生み出した明るさだと思うので・・・。
3 件のコメント:
素晴らしいイベントだったんでしょうね。
つい見えやすさ、聞こえやすさなんてものを追求してしますことありますよね。
陰影の中に潜む美をぜひ伝統芸能で体現していただきたいです。
陰影。
ナイスアイデアきた!
なかなか、貴重な体験でした。
一度見に行くといいですよ。
分りやすいように・聞こえやすいように・見えやすいように・食べやすいように・・・・。
情報が単純で刺激の強いものになるほど、五感が鈍ってくるような気がします。
五感に最低限の刺激を与え、イマジネーションを膨らましてもらう。そうすると受け手の方で、色々な見え方、捉え方が出てくる。こうだ、と決め付けられるよりも、その方がずっと楽しいはず。。。
そういうことがやりたいと思うのです。
心から同感です。
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