その“大地”をやさしく包みたい。
通常植物の鉢として使われる陶器や金属・ガラスの器は、アスファルトで舗装された道路や、コンクリートで固められた護岸を連想させます。
植物が植わっている土を大地に見立て、木や布・和紙・植物繊維といった柔らかな天然素材の器で、植物を支える大地(土)をやさしく包みます。
鑑賞が終わった植物は器と共に本当の大地に返します。
器はやがて虫や菌の働きによって、腐敗し、朽ちて大地に還元していく。
2010年7月2日
木の鉢に植え花が終わった和蘭を、そのまま大地に返しました。
2011年7月13日
和蘭を包んでいた木の器は、菌や虫たちの力によって、大地に還元されていきます。
分解された器は、土となり植物の栄養となる。
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