2011年7月25日月曜日

日本の香り物語 渡辺敏子

チデジ化はお済ですか?
いえ済んでいません・・・。

昨日でアナログ放送が終了しました。
現在砂嵐のような状態になっています。


はて~、テレビがないと何だか間が持たんものです。
昨日は、TSUTAYAで「告白」と「最後の忠臣蔵」を借りてきました。
後味の悪い映画をみても、口直しにバラエティー見るとか出来ないのがまた問題でして。
借りてきたDVDも見終わってしまったし、今日から何をしようかと・・・。

まあ、そんな日々でございます。


そんで今日のブログは、コケの話しばかりだと、コケマニアさんたちとのつながりが出来てよいのですが、相方からはコケのネタに若干引かれている気配を感じ、ちょいと前に読んだ本のお話に変更~。撮り貯めたコケの写真は暫ししまっておきましょう。




















渡辺敏子さんの「日本の香り物語」。
源氏物語に出て来る香りについてのはなしや、正倉院の香木の話し、などなど。
麝香のような動物性の香りは、海外から輸入されたもので、日本の香りは植物に由来するものなのでしょうね。まあ、香木も仏教と共に輸入されたものですし、やわらかな花の香りや、木々の香りが始めに日本人の嗅覚を楽しませた香りなのかも知れません。

人の感覚は、強い刺激になれ、より強い刺激を求めたくなるもので、味覚でも段々濃い味付けになるように、嗅覚も強い香りを欲するようになるのかもしれません。私は香水の香りに酔ってしまい、百貨店の香水売り場を歩くのも嫌なのですが。。。


食材の味がわかるような薄味 ・ ほのかな香り ・ やさしい色使い
外来の強い刺激に毒されず、日本人のもつ細やかな感覚を取り戻したいものです。

0 件のコメント: