千利休とは、何をした人だったか・・。
有名な茶人であることは知っている。
スゴイ逸話が沢山残っていること、
今の茶の湯が利休の上に成り立っていること。
人は不運な死を遂げると、聖人や英雄になる。
天寿をまっとうした人よりも、志半ばで暗殺・自害・処刑された人の方が・・・
また、坂本龍馬しかり、後世の人間が作り上げたものも大きかろう。
本によれば、利休の逸話のほとんどが、弟子たちが後に作り上げたもの。
イエスの死後、弟子達が作った福音書のようなものか。
茶の湯というのは、俗世から離れ、作法・所作がきっちり決まっている、
とっつき難い、堅いものだと思っていたが、
人間味が溢れ、自由なものであるのだと判ってきた。
いづれにしろ、利休はスゴイ人だ。
本当に美しいものを見極め、人の心を読む力。
その凄さゆえ、死ななければならず、
死ぬことで聖人になることまで判っていたのかも知れない。
さて、利休については、次の本を読んでおり、もう少し学んでみます。
2 件のコメント:
明と暗を持つ方だと言われていますが、今の日本の芸術文化を考えるに当たって、避けて通れない方ですよね〜♪
和蘭をつくるに当たっても、利休さんを知ることは避けて通れないような気がしますよね。いしこさんも同じことをお感じではないでしょうか。
福岡の平野さんから、利休さんの関連の漫画を教えていただきました。その中では、明智光秀が行った信長の暗殺に利休さんが絡んでいます。
いろんな逸話がある方で、本当に興味がつきない方です。兎に角、凄みを感じます。。。
わたなべさん。こんにちは!
利休の世界。花の世界の直ぐ隣にあるような感じがして面白いですね。
利休さんの審美眼は凄いな、って思った一方。美しい物の価値など、人それぞれでよいのだなとも感じました。
利休さんに見出されれば、ただの竹が名物の花入れになる。でも、その価値観なんて人それぞれですもの。
美の世界・アートの世界における価値の付け方って、深くて、怖いものを感じます。お金が絡むと、「私はこれが美しいと思う」だけでは、済まなくなりますものね。
花の世界の価値観も、近いところあるかな?
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